最高峰のベンチマークを塗り替える最上級のエレガンス
2019年のナパ・ヴァレーでは、冬の間に長く降り注いだ雨が、土壌に十分な養分をもたらし、生育期には温暖な気候が続いて、カベルネ・ソーヴィニヨンの果実を、ゆっくりと育んでいきました。
その成熟感が、このワインに上質なエレガンスを纏わせ、これまでのベストヴィンテージを塗り替えて、ケンゾー エステイトの歴史にまた新たな1ページを刻む、ドラマチックな名品へと昇華させたのです。
「藍 2019」……トップキュベとしてのその存在感に見出された、さらなる進化にご期待下さい。
藍 ai 2019
【色合い】
濃厚なインディゴにも見える深みのあるガーネット
【香り】
プラムやブラックチェリーといった成熟した果実味の香りとともに、ホワイトペッパーやシナモンなどのニュアンスが複層的に入り混じり、洗練された爽やかな印象をもたらします。
【味わい】
ヴェルベットのように、リッチでなめらかな舌触りを伴って、柔らかく豊かに口中へと広がり、果実の凝縮した深みのある味わいをもたらしながら、心地良い余韻を長く残していきます。
スタートからフィニッシュまで、その輪郭が明瞭に伝わり、格別な逸品であることを実感できます。
【セパージュ】
カベルネ・ソーヴィニヨン 93%、メルロ 3%、プティ・ヴェルド 3%、マルベック 1%