お食事も心も華やかに彩る、
ケンゾー エステイトのロゼワイン

絆を紡ぐ。寿ぎを重ねる。その名称に込められた想い

人と人を結び、心と心を通わせ合う、そんな相互扶助の精神を宿している「結」という名は、ケンゾー エステイトで日々のワインづくりを支えている仲間同士の絆の深さを象徴して、名づけられました。

「寿々」が誕生した2020年は、辻本憲三が傘寿を迎え、ワイナリーも開業10周年となり、祝事が重なった年。紅の色に喜びの想いを込め、寿ぎを重ねたいと命名されました。

感謝の気持ちを伝えたい贈り物や、お祝いのシーンなど、心が華やぐ場面に最適なワインです。

唯一無二のロゼワインづくりへのこだわり

今では数多くの受賞歴を持つ、ユニークで魅力的なロゼワイン「結」ですが、当初は赤ワインの副産物としてつくられていました。

ファーストヴィンテージである2009年、当時の製法はセニエ法^*でした。しかし、何年かセニエ法で製造した後、葡萄畑の大きな一部区画を、「結」だけの生産に充てることにしたのです。製造方法は全房圧搾と呼ばれる、より慎重な製法でつくられています。

^＊「セニエ法」は新鮮な果汁で満たされた赤ワインのタンクから、果汁を抜き取るプロセスです。

ケンゾー エステイトのロゼワインは、ブルゴーニュのロゼワインを含めて見てもかなりユニークで、ボルドーの赤ワイン品種を使用しています。ヴィンテージにより使用する葡萄品種やブレンド比率は異なりますが、メルロ、カベルネ・フラン、カベルネソーヴィニヨン、マルベックの畑から良質なブロックが入念に選ばれます。そして、そのすべての葡萄の房をプレスして果汁を搾り出し、果皮が付着したまま果汁をしばらく低温で落ち着かせた後、低温で発酵させ、ドライテイストへと仕上げていくのです。

シャンパーニュ方式でつくられるスパークリング・ロゼ「寿々」は、「結」のスパークリングバージョン。ステンレスタンクで11ヶ月間熟成させ、瓶内二次発酵、そして瓶内熟成を22ヶ月間行います。複層的に広がる香りや、きめ細かな泡の柔らかさで、心地良い余韻をもたらしていくのです。

下記のページ内では、醸造家マークによる「結」へのコメントを掲載しています。

私たちは、誰もつくっていないワインに挑戦し、ボルドーの赤ワイン品種の可能性を示したかったのです。

ワインメーカー
マーク・ネインズ（Marc Nanes）

インタビュー全文を読む

リンク先ページ内にインタビュー全文を掲載しています。

米国で4年連続高評価。これまでの主な受賞歴

「結」は米国でトップ・オブ・ロゼワインとして、2020年・2021年・2022年・2024年 『California Wine Advisors』の評価で、4年連続、98点という高得点を獲得。伝説に残る名品として、高く評価されています。