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紫鈴 rindo 2021 (375ml)
ケンゾー エステイトには、温暖な平野部に広がる畑もあれば、山頂のスロープにある冷涼で肥沃な畑もあり、その地形の多様性によって、様々な個性の葡萄が育まれ、表情の異なる多彩なキュベが生まれるのです。
それらをブレンドしてつくられる「紫鈴」は、いわば変化に富んだケンゾー エステイトの畑を巡る壮観な旅の醍醐味を味わわせてくれるワインであり、それこそが、フラッグシップたる所以なのです。
しかも、2021年は、終始天候に恵まれた良好な年だっただけに、収穫された果実は熟成感に溢れ、この鮮やかな深紅のワインに、これまでになく素晴らしいポテンシャルをもたらしています。
おそらく、歴代のヴィンテージが誇ってきたその気品溢れるエレガントな感性を、嫋やかに、さらなる高みへと導いていく、そんな可能性を秘めたグレート・ヴィンテージになることでしょう。
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藍 ai 2019 (375ml)
2019年のナパ・ヴァレーでは、冬の間に長く降り注いだ雨が、土壌に十分な養分をもたらし、生育期には温暖な気候が続いて、カベルネ・ソーヴィニヨンの果実を、ゆっくりと育んでいきました。
その成熟感が、このワインに上質なエレガンスを纏わせ、これまでのベストヴィンテージを塗り替えて、ケンゾー エステイトの歴史にまた新たな1ページを刻む、ドラマチックな名品へと昇華させたのです。
トップキュベとしてのその存在感に見出された、さらなる進化にご期待下さい。
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紫 murasaki 2019 (375ml)
「紫」の2019ヴィンテージは、全米で100点満点の評価を得た2018年ヴィンテージに勝るとも劣らない傑作となり、ワイン評価メディア『California Wine Advisors (CWA)』にて、98点+という高得点を獲得し、あと1~2年寝かせれば、最低でも99点になるとの評価を得ました。
その大きな理由は、気候にあります。2019年は、冬の降雨量が多かったせいで土壌に十分な養分が含まれ、 春から夏にかけての葡萄の生育期には温暖な気候が続き、近年稀にみる恵みの年となりました。その結果、この年に収穫された全ての葡萄において、果実の鮮やかさと果汁の凝縮感が際立つ素晴らしい出来栄えとなったのです。
そんな葡萄から成る「紫2019」は、グラスに注いだ瞬間、ブラックベリーやココア、スパイスなどの芳醇な香りが広がり、まるで豊かな畑を彷彿させるような想像力を掻き立てます。口に含めば、滑らかな舌触りから伝わる上質な果実味と甘美なタンニンが感性を優しく刺激してくれることでしょう。
その味わいは心身まで深く滲透し、珠玉の感動へと誘う官能的な余韻が長く続いていくこともこのワインが愛される大きな魅力なのです。