限定3,000本のニューリリース。
62ヶ月長期瓶内熟成の「清 2018」
2024年10月19日(土)、六本木ヒルズ店で開催されたGREAT HARVEST PARTYにて、サプライズとして発表となり注目を集めた、長期の瓶内熟成を行った、「清 2018 62ヶ月瓶内熟成ボトル」をリリースいたしました。
グレート・ヴィンテージとなった2018年。その年の「清」を使い、ティラージュ(調合されたワインに糖分と酵母を加えて瓶詰する作業)からの瓶内熟成期間を62ヶ月まで延長させ、今年の6月17日に澱引きを行って、3,000本限定で生産した希少なスパークリングワイン、それが、この「清 sei 2018 62ヶ月瓶内熟成ボトル」です。
瓶内熟成が長いほど、アロマとテクスチャーは向上し、より瑞々しくエネルギッシュになり、飲み手に、爽やかで豊かな香りと繊細でまろみある味わいを届けます。
ナパ・ヴァレーのグレート・ヴィンテージ2018年
2018年は、ナパ・ヴァレーの生産史上でも稀に見るグレート・ヴィンテージとなりました。ケンゾー エステイトでも、2018年の収穫は、例年にない豊作となり、トップキュベの「紫」と「藍」は、ともに全米で100点満点、「紫鈴」や「あさつゆ」「結」も98点に輝くなど、数々の銘柄で高い評価を受けることとなりました。そのひとつに、やはり98点という高評価を獲得した、シャンパーニュ製法に則って製造されるスパークリングワイン「清 2018」があります。
長期の瓶内熟成によって生まれる魅力
弊社では、このヴィンテージのクオリティの高さに着目し、通常の製造過程と並行して、ティラージュ(調合されたワインに糖分と酵母を加えて瓶詰する作業)して、瓶内二次発酵を進める過程において、澱引きのタイミングを遅らせ、その瓶内熟成期間を伸ばしていく試みを行ってきました。瓶内で澱と一緒に長期間熟成させることによって、さらに旨みが引き出され、泡も繊細さを増してまろみを帯び、それでいてフレッシュな酸は保たれ、より瑞々しさが際立つ効果が期待されます。
澱引きした日付を裏ラベルに記載。2024年6月17日に実施。
限定3,000本の貴重なスパークリング
実は、すでに、テストマーケティングとして、ティラージュから36ヶ月間の瓶内熟成を行った「清 2018」をリリースしております。少量の限定生産でしたので、お気づきでなかったお客様もいらっしゃったかもしれませんが、これにより、私共は、この方向性に間違いがないことを確信し、満を持して、この度、3度目の澱引きを実施し、瓶内熟成62ヶ月の「清 2018」長期熟成ボトルを、3,000本限定生産致しました。ぜひ、皆様にも、そのキレのある瑞々しさとまろみのある豊かな味わいを愉しんでいただけますよう、心よりお願い申し上げます。
清 2018 62ヶ月瓶内熟成ボトル
【外観】
透明感のある淡いゴールデンイエロー
【香り】
レモンの風味など柑橘系の果実の香りやジャスミン、さらにはパン生地やアーモンドといった香ばしい香りも漂い、複層的で豊かな香りが広がります。
【味わい】
口にした瞬間、エネルギッシュなアタックとともに、フレッシュでキレのある瑞々しさを感じます。グラスの中を立ち上るクリーミーでまろみのある繊細な泡が、口中に深みのある果実味を届け、やがて、清々しく心地良い余韻を残していきます。
【セパージュ】
ソーヴィニヨン・ブラン96%、セミヨン4%
【アルコール度数】
12.8%
【エイジング】
50%フレンチオーク樽、50%ステンレスタンクで、6ヶ月間熟成。ティラージュから瓶内熟成62ヶ月