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鮮やかに滑らかに染み渡るメルロの嫋やかさ
紫屋の異名を持つ江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿が描く「紫」に垣間見える感性にも似て、このメルロを主体としたケンゾー エステイトのトップ・キュベ「紫」にも、繊細で嫋やかな表情が宿っています。
葡萄の生育期に好天が続いた2020年、この年に収穫された果実は、その鮮やかさと実りの良さで際立ち、「紫 2020」を、これまでになく官能的で、心ときめかす逸品へと進化させていったのです。
鮮やかな果実感を解き放ちながら、きめ細かいタンニンが滑らかに優しく口中を包み込んで、やがて穏やかな余韻を長く残していく……そんな官能的なまでのエレガンスを堪能できることでしょう。