「紫 murasaki 2021」
理想的に開花したメルロの美点が
あらゆる場面に寄り添う包容力を宿す
メルロの美点である柔らかな口当たりを生み出す繊細なタンニン。ナパのグレート・ヴィンテージとなった2021年のメルロからなる「紫 2021」は、その個性が存分に引き出されています。
チェリーのフリュイ・コンフィやチョコレートといった馥郁たる甘いアロマに、スパイシーなシナモンが混じり合い、ほのかに表れる赤いバラの香りに熟成のサインを感じ取れるでしょう。ますます柔和になることが予感できるタンニンは、丸みを帯び始め、口中を優しく満たします。
様々な料理と相性がよく、あらゆるシーンで合わせやすいうえ、熟成も期待できる万能な1本となるでしょう。
紫 murasaki 2021

【外観】
エッジがピンクがかった、深みのあるダークチェリーレッド
【香り】
砂糖漬けのチェリー、プラム、チョコレートなどの濃厚な甘さに、シナモンのスパイシーなアロマが重なります。土のようなニュアンス、かすかに赤いバラの香りも表れるでしょう。
【味わい】
凝縮した果実味の中に、ほのかな塩味が調和。少しずつ角が取れ始めたウェットなタンニンはしなやかで、官能的に口中を包み込み、優しい余韻が長く続いていきます。
【セパージュ】
メルロ88%、カベルネ・ソーヴィニヨン6%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルト3%
【アルコール度数】
15.2%
【エイジング】
フレンチオークの新樽50%、フレンチオークの旧樽50%、20ヶ月熟成