2018年の収穫状況

2018年は、ナパ・ヴァレーの葡萄栽培にとって理想的な一年でした。
2月の雨量が多く、土壌が潤った後、春から夏にかけて、日差しがふんだんに降り注ぐ穏やかな日が続きました。
年間を通して天候に恵まれ、時間をかけて糖度を増しながら、きめ細かくしなやかなタンニンと溌剌とした酸が育まれ、大振りで良質な果実が豊作となったのです。10月初旬にまとまった雨が降り、その後3週間ほど温暖な日が続いたことも、果実の成熟度を高めるのに効を奏しました。
その結果、2018ヴィンテージのワインは、例年以上の出来栄えとなったのです。その証として、全米のワイン専門メディア「CWA」(California Wine Adovisors)でも、「藍」が100点満点、「紫鈴」が98点と、立て続けに高評価を獲得しているだけに、トップキュベの「紫2018」にも、熱い注目が集まっています。

        

「紫2018」の個性

メルロを主体としたケンゾー エステイトのトップキュベ「紫」。
その2018ヴィンテージは、計り知れない可能性を秘めた秀逸な出来栄えとなりました。
グラスに注いだ瞬間から、ブラックチェリーやココア、スパイス香などが広がる心地良い香りに包まれます。
この上質なメルロの香りに調和するのが、溌剌としたミネラル感や深みのある果実味、そして柔らかく甘美なタンニンです。
その味わいの美学が、「紫2018」を一流品と認めさせる所以なのです。

紫 murasaki 2018
【色合い】深みのあるガーネット
【香り】ブラックチェリー、ブラックベリー、ココア、ホワイトペッパー、シナモンなどが絡む複層的な香り
【味わい】酸と果実味、タンニンのバランスが良く、柔らかく、しなやかな口当たり
【セパージュ】メルロ87%、カベルネ・ソーヴィニヨン7%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド3%
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