香り豊かな遅摘みの果実に宿るとこしえの夢
名品「あさつゆ asatsuyu」を生み出す品種、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンの畑から厳選された区画の果実だけを、収穫期になっても摘み取らず、あえて数週間残していくと、熟した果実は、鮮やかな黄金色に輝く雫となります。その雫が輝き放つ甘美な魔法は、人をとこしえの夢へと誘うのです。
夢久 muku 2021
【色合い】
通常よりも数週間遅く収穫した果実から搾り出した果汁は、鮮やかなゴールデンイエローの色味を持ち、透明感を帯びたその輝きには、白無垢の花嫁を思わす清廉さが重なって、このワインの純粋さを感じさせます。
【香り】
ライチや柑橘系の果実香が鮮烈に立ち上り、そこに折り重なるようにして、スイカズラやシナモンなどの爽やかな香りが複層的に広がり、やがて、華やかで甘美な香りへと変化していきます。
【味わい】
遅摘みの果実を徐々に圧縮して搾り出したシロップのような濃密な果汁を、ゆっくりと低温発酵させ、糖分をアルコールに転換していくことによって、柑橘系果実特有の軽やかな甘みが生まれます。それはグァヴァやレモンメレンゲなどのような爽やかさをもたらし、やがて安らかな余韻を残していきます。
【セパージュ】
ソーヴィニヨン・ブラン94％、セミヨン6％
なお、国内外の輸送コスト及びボトルなどの容器資材コストの高騰により、ニューヴィンテージより価格を改定させていただくことと致しました。何卒ご理解の上、引き続きご愛顧いただけますよう、心よりお願い申し上げます。